筋肉は30代をピークに何もしていないと減り続けます。
筋肉が減ると基礎代謝量が低下して、太りやすく疲れやすくなり段々と体を動かすのが億劫になります。

その結果、運動不足になってさらに筋肉が減少して運動機能が低下します。
運動機能が低下すると現れる症状があります。それは「サルコペニア」「ロコモティブシンドローム」「フレイル」と呼ばれるものです。

「サルコペニア」「ロコモティブシンドローム」「フレイル」

テレビや新聞で最近なんとなく聞いたことがあるのではないでしょうか？
※けあろこの「ろこ」は、ロコモティブシンドロームを予防したいという点からきています。

「サルコペニア（筋肉減少）」
身体の筋力が低下した状態
（関連して起こりえる症状：メタボリックシンドローム）

「ロコモティブシンドローム（運動器症候群）」
骨・関節・筋肉が衰えて動きづらくなってきた状態
（関連して起こりえる症状：骨粗しょう症、変形性膝関節症）

「フレイル（虚弱）」
身体機能・精神機能・社会機能が低下し、要介護や寝たきりになりやすくなっている状態
（関連して起こりえる症状：うつ・認知症・運動機能の障害・孤立）

コロナ禍になり外出する機会が減り、筋力の低下が加速したと言われています。上記3つは加齢により筋肉が衰えると現れます。起こる順番はサルコペニア→ロコモティブシンドローム→フレイルです。この3つが起こると、要介護や寝たきりになる可能性が高くなります。

ですが、この状態になってしまっても対策や予防をすることで元の体の状態に戻れる可能性があります。なので健康寿命を伸ばすためには、運動をして筋力をつけてサルコペニア・ロコモ・フレイルを予防していくことが重要です。

人間の体は全身の筋肉のうち下半身が60〜70%を占めており、下半身で一番大きいのは太ももの筋肉（大腿四頭筋群）です。そして下半身の筋肉は上半身と比べて3倍早く衰えていくと言われています。

下半身の筋肉は歩くことで使われますが、膝の痛みや腰痛が原因で歩かないでいるとどんどん筋肉は落ちていきます。

なので下半身と体幹の筋トレが重要なポイントとなります。

体の胴体の部分には、インナーマッスルやアウターマッスルと呼ばれる筋肉があります。

インナーマッスルは、腹横筋・多裂筋・横隔膜・骨盤底筋群・脊柱起立筋群・腸腰筋・内転筋など体の深部にある筋肉です。

アウターマッスルは、腹直筋・腹斜筋・広背筋・中臀筋・大臀筋・大腿四頭筋など体の表面部分にある筋肉です。

特に深部にあるインナーマッスルは、体を支えるコルセットの様な重要な役割をしています。そのため、筋力が落ちてしまうと体を支えられなくなり、腰痛や猫背、つまづきやすくなり転倒のリスクが上がるなどざまざまな症状を引き起こします。

当院のシニア体幹トレーニングの内容は、トレーニング時にお腹にパッドを貼りながらEMSから電気を流していきます。
電気を流すことで硬くなって痛みを出している筋肉だけでなく、深部にある弱くなっているインナーマッスルに直接刺激を送っていきます。自分では意識しづらい部分を集中的に動かして血流を良くし筋肉をつけていきます。

トレーニングはスタッフがマンツーマンで指導を行うので、運動初心者の方や、1人だと続かない方、運動のやり方がわからない方には安心して受けていただけます。

・長く歩けない

・歩くのが遅くなった

・つまづきやすくなった

・階段の上り下りが難しい

・片足立ちで靴下が履けない

それぞれに共通するのは、「筋肉が衰えて、筋力が低下している」ということです。

現在はコロナ禍で不要な外出を控えることが多くなり、歩いたり体を動かす機会が減っています。運動不足の方が増加しており、頭ではわかっていても何も行動していない方がほとんどです。

そうすると筋力が落ちるスピードは加速し、早い段階で筋力低下による体の疲れや不調が出やすくなります。健康で長生きするためにも、日常生活に運動を取り入れることをおすすめします。トレーニングを行うことで、足が上げやすくなって転倒防止にもなります。

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当院のトレーニングは外で行う訳ではないの天候に左右されず、ベッドの上で行うのでケガのリスクも少ないです。
自分の足で歩きたい、無理なく筋肉をつけたい方はぜひご相談ください。

※現在こちらのメニューは女性限定となっております

けあろこ接骨院 院長 柔道整復師　立花洋二