自律神経は交感神経と副交感神経の2種類から構成されています。

交感神経は「闘争・逃走反応」と言われる闘うか逃げるかの緊迫した時に優位となる神経です。ドキドキしたり手に汗かいたりとすぐに動き出せるように体が反応します。

副交感神経はリラックスしている時や食事の消化で内臓を活発にしたり睡眠など体が回復する時に優位になる神経です。

人間の体はこの交感神経と副交感神経がシーソーのようにバランスをとりながら体内を一定に保とうとしています。

しかし、ネガティブなことが多かったりストレスが溜まると常に交感神経が優位になり睡眠の質が悪くなったり内臓の働きが弱ったりします。

自律神経の流れは背骨と密接な感性にあります。

背骨のしなりが小さく硬い人は自律神経が通る脊髄の動きも固く、ストレスが高い方が多いように思われます。

近年のテレワークや長時間のスマホを見る悪い姿勢などから常に背中が緊張状態にありガチガチに強張ってる方が多いからです。

また、ストレスを溜め込んだり、猛暑やゲリラ豪雨などの悪天候により気温や気圧の乱高下があったりと自律神経の乱れが出やすい時代だと感じています。

自律神経が通る背骨は骨盤につながっており、骨盤の歪みから上半身の筋肉の緊張やコリに影響が出ます。

当院の理論は骨盤の歪みを整え背骨の硬さを緩めてしなりを作ることで自律神経の流れが改善すると考えています。

骨格を正しい位置に戻し、筋肉を調整し全身の血流を改善してから内臓の動きを良くしていきます。

特に胃は食物が最初に入ってくる臓器なので胃が硬いと消化に時間がかかったり便秘になったりします。

けあろこ接骨院では内臓の動きを良くするために筋膜をリリースして、内臓が動きやすい環境を作ってあげることや呼吸しやすい体に改善していきます。

ストレスが高く、内臓に不調を感じたら自律神経が乱れているかもしれません。

少しでも同じような症状が当てはまる方は早めの施術をお勧めします。私自身が潰瘍性大腸炎で内臓の不調を感じたので強くお勧めします。

院長　柔道整復師　立花洋二