デスクワークが長時間続いたり、椅子から立ち上げるときに腰に痛みが出たりする方は腸腰筋が硬くなっているかもしれません。コロナ禍以降テレワークや在宅勤務の方が増え、腰痛でお悩みの方も同時に増えてきています。

実はこの腸腰筋は座っている時や歩くときによく使う筋肉で、腰骨から股関節の前までつながっています。座り姿勢が続くとこの筋肉がずっと縮みっぱなしで硬くなり立ち上がる際に柔軟性がない分、腰に痛みを感じやすくなります。

また、足を上げる動作でも使うので最近よくつまずくことが増えた方やあぐらの姿勢で股関節が硬い方もこの腸腰筋をしっかり緩めて動きを良くすることが重要になってきます。

腸腰筋は腰の骨から始まって股関節の前につく筋肉なので慢性腰痛がある方やぎっくり腰を繰り返している方は、この腸腰筋がカチカチになっています。

痛みの原因は、この筋肉の硬さです。痛みを感じるのは神経ですが、その神経は筋肉の中にあります。なのでカチコチに硬くなっているから、ちょっとしたことで痛みを敏感に感じてしまうのです。

予防としては2時間以上長時間の座り姿勢を取らないことや歩くときは大股で歩く、ストレッチを日常生活に取り入れて柔軟な状態を保つことをお勧めします。

前述の通り、腸腰筋は腰から股関節についている筋肉です。

当院では体の土台である骨盤を正しい位置に戻し、腸腰筋へアプローチをしていきます。腸腰筋は体の前面、お腹側から触ることのできる筋肉で優しく押圧してほぐしたり、施術ベッドを用いてストレッチを行ったりします。

また、股関節がスムーズに動くことができるように関節を動かしていきます。

立ち上がると腰や股関節が痛い、慢性腰痛がある、ぎっくり腰がクセになっている方は腸腰筋を調整すると改善される方が多いので是非一度けあろこ接骨院へご来院ください。

院長　柔道整復師　立花洋二