体を支える作用のある脊柱起立筋は抗重力筋といわれ地球の重力に逆らって常に緊張している筋肉です。

椅子から立ち上がる、前屈みになる、背筋を伸ばすなど日常生活において筋肉の疲労が重なり回復しきれないと硬結と言ってしこりのような状態になります。

人間の体で痛みを感じるのは神経です。その神経は筋肉の中にあるので硬くなった筋肉だと痛みを感じやすい状態になります。

筋肉の硬結が長期に渡り残存していると慢性腰痛の原因になるので筋肉が柔らかい状態を維持することが腰痛改善に効果が期待できます。

首から腰まで背骨に沿って走行している脊柱起立筋は、硬くなって痛みが出ると腰だけでなく首や肩甲骨にまで影響が出て頭痛・肩こり・腰痛・肋間神経痛・自律神経の乱れなど様々な症状の原因となります。

普段から使う筋肉なので脊柱起立筋による腰痛は長期に渡り症状が出現することがあります。

脊柱起立筋の施術はベッドにうつ伏せの状態で行います。

脊柱起立筋は骨盤に付着しているので骨盤矯正で骨盤を正しい位置にもどし筋肉の緊張を緩めた上で背中全体を軽く擦ってからほぐしていきます。

ただ硬い箇所をほぐすのではなく立つ座るなど日常的に使う筋肉なので体の中心の骨盤を整えた上でアプローチをした方が効率よく改善が見込まれると当院では考えているからです。

痛みの原因が筋肉の硬さと前述した通り歪みがなく左右の筋肉が柔らかい状態になるよう施術します。

少しでも背中の痛みや腰に痛みを感じている方はお気軽に当院にご連絡ください。

　けあろこ接骨院　院長　柔道整復師　立花洋二