半月板損傷とは、膝の大腿骨と脛骨の間にある衝撃を受け止めたり分散させたりする機能をもつ半月板に強い衝撃がかかって損傷し腫れや痛みが出ている状態のことを言います。

症状を放っておくと軟骨がすり減って変形性膝関節症を引き起こすことがあります。

スポーツをよくする方に多く見られますがスポーツを全くしていない方でも加齢に伴い症状が出ることがあり、立ち上がったり階段の上り下りをするなどで損傷することがあります。

膝はねじったりひねったりする動作に弱く、ジャンプ後の着地時や横からぶつかられた時に膝にストレスがかかりその衝撃で半月板が損傷します。

半月板単体で損傷するよりも前十字靭帯との損傷で合併して損傷することが多いです。

予防するためには運動前後のストレッチや下半身の筋力トレーニングを行って半月板にかかる負担を減らします。

一度半月板を損傷すると自然に元の状態に戻ることはほとんどないため、放置せず早期の治療が大切です。

半月板が損傷すると腫れや熱感を感じます。腫れや熱感を引かせるためにアイシングや包帯固定を行い症状が落ち着いてきたら膝周囲の筋肉をほぐしていきます。大切なことは膝への負担を軽減することです。

けあろこ接骨院では膝の負担を軽減する目的で骨盤矯正を行います。

骨盤を正しい位置に戻し膝周囲と、かばって緊張の強い部位をほぐし膝が楽に曲げ伸ばしができるように調整していきます。

損傷度合いや個人差もありますが、少しずつ荷重をかけられるように施術を重ねていきます。

年齢を重ねると変形性膝関節症にもなるので早めの施術をおすすめします。少しでも膝に違和感を感じたらお気軽にご相談ください。

院長 柔道整復師　立花洋二