肉離れとは、筋肉が部分断裂を起こした状態のことをいいます。
肉離れが多いのは太ももの前（大腿四頭筋）、後ろ（ハムストリング）、ふくらはぎ（腓腹筋）です。

特にスポーツの動作で起こることが多く、ジャンプする、急に止まる、急に力をいれるなどの動作が関係しています。

軽度の場合は歩くことができ、数日安静にした後ストレッチを行い徐々に現場復帰していきます。

中度〜重度の場合は歩くことができず治療に時間がかかるため復帰には3〜6ヶ月かかることもあります。

こむらがえりと似ていますが、こむらがえりは筋肉全体に痛みが起こりますが、水分を取りしばらく安静にすると痛みが落ち着くのに比べ、肉離れは部分的に痛みが発生してしばらく続くため、違いがあります。

原因として使いすぎによる筋肉の疲労、スポーツの前のウォーミングアップの不足、加齢による筋力低下などがあります。

スポーツ後のストレッチを怠ったりすると毎日の疲れも蓄積され、筋肉は凝り固まっていきます。そしてジャンプ、ダッシュ、ストップなどの筋肉への強い収縮・引き伸ばされる動作により肉離れは起こります。

痛みが軽いからと治る前に動かしていると、症状悪化の原因にもなるので注意が必要です。

また、肉離れはくせになるため、肉離れが起こった時はしっかり治療する必要があります。

けあろこ接骨院での肉離れの施術は急性期の場合はアイシング・テーピング・包帯固定を行います。

時間が経った肉離れは痛みを出している箇所に負担がかからないようにバランスを整えます。

また、痛みをかばって日常生活を送るので体全体の歪みを整えていく必要があります。

体の中心である骨盤を正しい位置に戻していきますが当院の骨盤矯正の特徴はボキバキしない無痛の骨盤矯正を行います。

骨盤が正しい位置に戻ると下肢全体の緊張が緩みやすくなります。血流やリンパの流れ、さらに筋肉の過緊張がよくなることで痛みの改善を目指します。

肉離れが発生したらまずは安静にすることと早期に改善するために骨盤矯正や筋肉調整をすることをお勧めします。

スポーツをしていて肉離れを起こした際にはすぐにご連絡をください。

院長 柔道整復師　立花洋二